最新版SoundGrid Studioの注意点

日本ではあまり人気のない「WAVES SoundGridシリーズ」ですが、 5月の26日にソフトウェア「SoundGrid Studio」の最新版がリリースされました。もちろん無料ダウンロードが可能なのですが、注意点があります。

①最新版を入れたら旧バージョンは使えなくなり、新バージョンから旧バージョンへ戻すことも困難になります。理由はハードのFW更新も行いますので、実質旧バージョンは使えなくなります。

②SGサーバーが無い環境下では、簡単設定の「AUTO CONFIG」だけでは、正常な設定を行ってくれません。(旧バージョンではできましが・・)

③使い勝手はかなりよいです。最新版を使うべきだと僕は思います。

なので、②について詳しく書いておきます。

まずはこの画像をご覧下さい。当スタジオの基本設定です。
この状態(SGサーバーを接続している状態)では「AUTO CONFIG」だけで簡単設定をしてくれます。

しかし、作業時にいつもサーバーの電源を入れているわけではありません。ご存じの方もいるでしょうがSGサーバーはどれもファンの音が爆音ですので・・笑

つまりオーディオインターフェイスだけで作業したい時もあると思いますが、SGサーバーを起動してない状態で「AUTO CONFIG」を実行しても、簡単設定を行ってくれないのです・・。

僕はこの時点でめんどくさくなり、旧バージョンに戻そうと考えましたが、そっちの方が(冒頭で話した通り)めんどくさい事が解ったので、不明点をなれない英語でWAVESに問い合わせをしました。

回答は「PATCH」設定を手動で行わないといけないとの事で、次のように設定したところ正常に動くようになりました。

よく解らんという方は、とにかく下の画像のように設定してみてください。

オーディオインターフェイスだけで動かす場合は、初期設定やMIXER関連の設定は一切いじる必要はありません。むしろいじっても何の意味もありませんのでご注意を!

最新版SoundGrid Studioそのものはかなり使い勝手があがっていますので、ぜひお試し下さい。